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こちら事務局、奔走中!

Medi Bizサポートマガジン第207号 こちら事務局、奔走中!のケンシンです

Medi Bizサポートマガジン第207号

こちら事務局、奔走中!のケンシンです

おはようございます

先日、業務スーパー神戸物産)の創業者の講演を聞く機会がありました

何ともユニークな方で奥さんからお金を借り

20万円で事業を始めたとのこと

現在は地熱発電や地域おこしに力を注いでいるようです

地熱発電の会社の社訓を拝見したのですが

その人柄を表すような素晴らしい社訓でした

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「 医療DX化のハードル 」


次期改訂では、オンライン資格確認、電子処方箋

オンライン服薬指導などへのDX化への誘導が予測されます

調剤薬局でのICTが避けて通れない印象ですね


現状の調剤薬局でももちろんICT化は進んでおり

レセコンはじめ、クラウド型の薬歴管理から

豊富な電子決済対応のレジや

オンライン処方箋受付、オンライン資格確認、

オンライン決済機能と様々なアプリやソフトが入り組んでいます


一部連携していたりそれぞれ独立していたりと

少々複雑な状態ですね


それぞれのアプリごとにPCも独立している場合もあり

オンライン処方箋受付はこちらのPC

薬歴管理はこちらのPC

レセプト入力は別のデスクトップPCと

さらに薬剤情報のプリンターはこちらで

領収書発行は、別のプリンターと

今後、電子処方箋が対応するとなると

また別のアプリ対応となります


煩雑にシステムが入り組んでいて

ソフトとハードがバラバラで連動していないので

DX化=効率化

という図式に疑問もあります


患者さんの利便性は効率化されるのですが

なんだかな〜といった感じです


しかもそれぞれのシステムを稼働維持していくのに

導入費用や維持管理費用もバカになりません


オンライン決済には、手数料も取られますし

オンラインアプリ導入にも初期費用が数十万

患者一人当たりのID管理料も吸い上げられます

もちろんレセコン費用も莫大です


医療のDX化が進んでいないこともあり

様々な企業が売り込みに躍起になっています


そこには膨大な初期費用からランニングコストが発生してきます

その費用は、すべて調剤報酬(1患者あたりの技術料)

から支払うことになり

後には微々たるものしか残りません


今後、調剤薬局のDX化を考える場合

システム全体のつながりと費用対効果を

検討しながら構築していかないと

搾取されるばかりで

結果、後には何も残らない

といった状況に陥りかねないですね


オンラインアプリやシステムは

良いことばかり強調されるのですが

そこには馬鹿にならない金額が潜んでいる事が多々あります


調剤のDX化は始まったばかりです

慎重にシステムを構築していくことが重要ですね


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